【50代老害ソフトエンジニアの備忘録】DockerでCakePHP4 + MySQL + phpMyAdmin on Apacheの環境を作る #01

Qittaなどに寄稿するほどの内容じゃないので、自分のブログに備忘録として記事にします。

現在、稼働中の自サービス「宛名メーカー」がCakePHP2.xで構築されているので、CakePHP4で作り変えたいので、最近良く耳にするDockerで開発環境を整える事にした。最終的にはvscodeのremoto-componentを利用して開発したいと思っているけど、老害エンジニアには、全てにおいてかなり難しく理解するのが大変です。ネット調べると沢山の情報がヒットしますが、特有の専門用語が多すぎて、何も知らない初心者はかなりの確率で挫折してしまう感じです。

でも頑張って構築したいと思います。

準備

開発環境

自分のPCにDockerの環境を作るには、WSL2とDocker Desktopをインストールしたはずです。(記憶曖昧)

・Windows10 Pro

Bo
Macじゃない時点で、既に老害認定を受けそうです。^^;

・WSL2(Windows Subsystem for Linux 2)

Bo
導入方法はググって下さい。

Windows Subsystem for Linux 2(WSL 2)をセットアップしてみた

・Docker Desktop for Windows

Bo
導入方法はググって下さい。

【Docker Desktop】Windowsにインストール(WSL2)

Dockerの概要を高速で知る

自分も、まずは「Dockerって何?」からのスタートでしたが、下記のメディアで概要は高速に理解できました。

マンガでわかるDocker ① 〜概念・基本コマンド編〜 【ダウンロード版】

マンガでわかるDocker ② 〜開発環境を作ろう編〜 #技術書典 【ダウンロード版】

Dockerを知らない人は、これを読めば学習スピードが格段にアップすると思います。

コンテナを作る

ここからは、自分で理解した内容を記載するので、つっこみどころ満載かもしれません。

自分以外の方で、この記事に辿り着いた方は参考程度で読んで下さい。

これから行う作業の大まかなイメージ

CakePHP4で動作環境は、俗に言われているLAMP環境で、Dockerでこの環境を作る場合は、

  • Apacheで動作するPHPのコンテナ
  • MySQLのコンテナ
  • phpMyAdminのコンテナ

の3つコンテナを作り起動させる。

そのうち、MySQL、phpMyAdminはDocker HUBで公開されているイメージを使って作る。

PHP on Apacheのコンテナは、Docker HUBで公開されているイメージを元に、後々CakePHPをインストールする為に使うComposerやPHPの拡張を含めたイメージにカスタマイズ。

これは、下記ブログを参照して下さい。

Bo
神記事です。このブログの内容もこちらの神記事をかなり参考にさせて貰っています。

Docker の Apache + MySQL 環境で CakePHP 4 を動かす

3つイメージが用意できたら、docker-compose.ymlというファイルに3つコンテナを生成、起動する為のコードを書いて、docker-composeコマンドを実行します。

コンテナの生成と起動が無事に完了したら、ターミナル(windowsなのでPowerShell)からPHP on Apacheコンテナに入って作業する感じです。

開発時に用意したディレクトリ構成とファイル

/atena-maker-cake4
  |-atena-maker-docker/
  | ├atena-maker-web/
  | │ └ Dockerfile
 | └ docker-compose.yml
  └ html/

atena-maker-webディレクトリには、PHP on Apacheの標準イメージをカスマイズする為に必要なDockerファイルを置きます。

もし、MySQLなども標準イメージをカスタマイズするなら、同じようにすると思われます。

docker-compose.ymlには、カスタマイズしたPHP on ApacheとMySQLとphpMyAdminのイメージからコンテナを生成して起動する為のコードが書かれています。

PHP on Apacheのイメージをカスタマイズせずに、標準イメージを使いコンテナを作成して、コンテナが起動してから、コンテナに入り、手動でcomposerやPHP拡張、vimなどをインストールしても良いと思います。多分。

atena-maker-web/Dockerfile

さきほど、紹介した神記事の丸パクリです。

FROM php:7.4-apache

# Composer のバージョン と ハッシュ値
ARG composer_ver=1.10.13
ARG composer_hash=5ca7445cfd48dd27c5a84aa005a47b4d9fd91132313830609875df3a6973708f

# Composer の保存先
ARG composer_path=/usr/local/bin/composer

RUN apt-get update \
  # Composer インストール
  && php -r "copy('https://getcomposer.org/download/$composer_ver/composer.phar', '$composer_path');" \
  && chmod 755 $composer_path \
  && php -r "if (hash_file('sha256', '$composer_path') !== '$composer_hash') { \
          echo '!!! Failed to install Composer !!!'; \
          unlink('$composer_path'); \
      } \
      echo PHP_EOL;" \
  # vim (省略可)
  && apt-get install -y vim \
  # unzip コマンド (composer create-project で必要)
  && apt-get install -y unzip \
  # PHP の intl 拡張 (CakePHP 4 で必要)
  && apt-get install -y libicu-dev \
  && docker-php-ext-install intl \
  # PDO MySQL 拡張
  && docker-php-ext-install pdo_mysql \
  # mod_rewrite 有効化
  && a2enmod rewrit

詳しくは、神記事を御覧下さい

docker-compose.yml

神記事を参考に自環境に合わせました。

version: "3"

services:
  # PHP-Apache
  atena-maker-web:
    container_name: atena-maker-web
    # ./atena-maker-web/Dockerfile でイメージをビルド
    build:
      context: ./atena-maker-web
      dockerfile: Dockerfile
    # atena-maker-db 起動後に atena-maker-web を起動
    depends_on:
      - atena-maker-db
    # 80 番ポートを割り当て
    ports:
      - "80:80"
    # ローカル の html フォルダを
    # コンテナの /var/www/html にマウント
    volumes:
      - "../html:/var/www/html"

  # MySQL
  atena-maker-db:
    container_name: atena-maker-db
    image: mysql:x.x      #x.xはバージョン
    #volumes:
    #  - "./initdb:/docker-entrypoint-initdb.d"
    environment:
      MYSQL_DATABASE: ●●●●●●     #データベース名を入れます。
      MYSQL_USER: xxxx                 #ユーザー名を入れます。
      MYSQL_PASSWORD: **********       #パスワードを入れます。
      MYSQL_ROOT_PASSWORD: *********** #パスワードを入れます。

  # phpMyAdmin
  atena-maker-pma:
    container_name: atena-maker-pma
    image: phpmyadmin/phpmyadmin:x.x    #x.xはバージョン
    depends_on:
      - atena-maker-db
    ports:
      - "8080:80"
    environment:
      PMA_HOST: atena-maker-db
      PMA_USER: xxxx                    #ユーザー名を入れます。
      PMA_PASSWORD: **********          #パスワードを入れます。

データベース名やパスワード、バージョンなどはデプロイするサーバーの仕様が決まっているのなら、出来るだけ寄せておいた方が良いかもしれませんね。

コンテナ生成と起動

まず、コマンドを実行する前にDocker Desktopを見てみます。

何も表示されていません。

コンソールでatena-maker-cake4/atena-maker-dockerディレクトリに移動してdocker-composeコマンドを実行します。

PS D:\pg\atena-maker-cake4\atena-maker-docker> docker-compose up -d

問題がなければ、コンテナが生成されて起動します。

Docker Desktopを見てみます。

コンテナが生成されて起動されているのが見て取れます。

atena-maker-dockerはディレクトリ名となっています。

コンテナに入ってみる

コンテナが起動したので、atena-maker-webコンテナに入ってみます。

PS D:\pg\atena-maker-cake4\atena-maker-docker> docker exec -it atena-maker-web bash
root

と無事にシェルのプロンプトが出てきました。

試しにpwdをしてみると

root@25e5a3041b99:/var/www/html# pwd
/var/www/html
root@25e5a3041b99:/var/www/html#

となります。

docker-compose.ymlでコンテナ内の/var/www/htmlをhtmlディレクトリにマウントしているので、コンテナ内で/var/www/html内に生成したファイル等はhtmlに反映されます。

#01終わり

早足でしたが、今日はココまでにしたいと思います。

簡単に書いていますが、ここまで理解するのに、結構な時間を費やしています。

老害はしょ~がねぇ~なぁ~と、ディスっているかもしれませんが、頑張っているので許して下さい。

#02はcomposerでCakePHP4をインストールするところからスタートしたいと思います。














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