8ヶ月程前に、長年愛用していたパソコン用の椅子の背もたれが壊れました。。。。
長時間の作業の後に「あーーーーーーぁぁぁ」と背もたれに寄りかかった時に、
「バキぃっ!!」 と音がしました。
実はこの椅子、メディカチェアーというもので、人間工学に基づいて長時間座っていても体に負担がないというのが売りでした。他にはアーロンチェアー、ハラチェアーも検討しましたが、値段や口コミを見て悩んでいたところ、東急ハンズでこの椅子の実物をみる機会があり購入に至りました。
購入当初すぐに2度程、破損してしまい、耐久性に問題がありだなぁと思っていたのですが、その後はどこも壊れずに私のパソコンライフを支えてくれていました。
今回、壊れてすぐに購入した店舗に連絡をいれると、既にメーカーでの部品の在庫もなく修理不可能という返答が来ました。仕方ありません。10年近く経過していますから。
新しい椅子の購入も検討しましたが、ダメ元で自ら修理してみることにしました。
修理の準備
修理をするにあたり、接着剤、工具をすこし購入しました
プラリペア
まず、用意したのは、プラリペアという造形補修剤です。
以前、娘のオモチャの修理で接着剤を色々と探していたところ、
このプラリペアというものが、有名でかなり強力である事を知り、ずっと使ってみたかったので、この機にアマゾンで購入しました。
プラリシート
念の為に、補強用に購入しました。
ルーター
プラリペアの使用に関する動画を観ていると、接合部分は面積をとった方が、接合強度が高くなるような事を言っていたので、破損部分を削るのに、ダイソーでミニルーターを購入しました。確か600円でした。
作業手順
まず、ルーターで破損した部分を削って接合範囲を拡げます。
次にプラリペアをニードル法で破損部分に付着させていきます。
5分~10分ほどで硬化します。
次に補強用のプラリシートを貼りました。
こちらも 5分~10分ほどで硬化します。
完成
想像していた以上の接着力でビックリしました。
上の写真の通り背もたれを椅子に戻してあげる事ができました。
ただし、めちゃくちゃ臭いですので、作業は換気の良いところで行うのが良いと思います。
実は今回のプラリペアでの修復でも結局はこの破損部分を完全修復することはできませんでした。やはり力のかかり具合が半端ないようです。
半日ほど経過してから座って、背もたれに体重をかけると、「バキバキバキッ!」と音を立てて、接着部が剥がれました。。。。(T_T)
ですが、このプラリペア、相当強力な接着力であることは間違いありません。
今度、娘のオモチャの修理でまた使ってみたいと思います。
追記
最近Youtubeを見ていて、車の修理屋さんの動画でナルホドと思った動画です。
ピンを打つという発想がなかったですが、もしこれを当時見ていたら、もっと違った結果になっていたかもしれません。