みなさん、こんにちは、バレンタインは家族からチョコを貰ったBoです。
今日は、奥さんから依頼のあったヘヤードライヤーの修理の話です。
調子の悪いドライヤーはこちら
1ヶ月前くらいに
との訴えがありました。
どこかの接触不良かと思って、本体付近の電源コードをグリグリしたりしていたら、なんとなく直ったで、それで良しとしていました。
特に奥さんから何の訴えもなかったので、その事は忘れていましたが、昨晩。。。
とのクレームが来たので、ちょっと調べてみることにしました。
症状
上の動画のように、ドライヤー本体を動かしていると、突然電源が切れたりします。
電源コードと本体の接触不良か何か?と思い、ちょと分解してみることにしました。
原因調査
本体と電源コードを接続部を分解してみると、以下の様になっていました。
電源コードはクルクル回転する仕組みになっているので、こういう接点になっているようです。
故障原因の予想と修理
パッと見で、本体側の接点と電源コードの端子との接触不良だろうと判断して修理を開始しました。
接点の汚れ、サビなどを落とす
まず、本体側の接点の汚れとサビを落としました。
たまたま、椅子を修理した時に100均で買ったルーターがあったので、それを使いました。
接点の汚れていたり、サビていそうなところを軽く研磨しました。
接点復活剤使用
ここで、我が家の数々の家電を廃棄処分の瀬戸際から救ってきた
の登場です。
綿棒に接点復活剤をたっぷりと染み込ませて、接点にヌリヌリしました。
少し乾かして電源コード端子を差し込んで動作確認です!接点復活剤さえあれば、余裕です!
結果 へ(゚∇゚)へ
意気揚々と仮組みしたドライヤーの電源コードをコンセントに差しました。
スイッチオーーーーン!へ(゚∇゚)へ!!
。。
。。。。。
。。。。。。。。。。。
。。。。。。。。。。。。。。。。。。
直ってな ───ノ)゚Д゚(ヽ────!! いぃぃ
軽い目眩の中、再調査
絶対に直っていると思っていたのですが駄目でした。。。。
仕方ないので、もう一度、電源コードを取り外してテスターで電源コードの導通チェックをしました。
すると、断線による接触不良であることが分かりました。
断線処理開始
断線処理は断線箇所を切り落として、被膜を剥いで芯線同士を結ってハンダ付けしようと思ったのですが、スリーブを使って圧着することにしました。
まず、断線している付近を、ぶった切って被覆を剥きます。
圧着スリーブで圧着します。
完成
チューブで絶縁処理を施して完成です。
仮組みして動作確認です。
再トライ!果たして結果は?
見事直りました! (/゚∇゚)/゚∇゚)o
最後に
このドライヤーは、そんなに新しくないので同じものを入手する事はできないと思われます。当時の値段で8000円近くしたので、後継機種が出ていたとしても、それくらいはすると思います。
そう考えると、今回、無事に直って良かったーと思います。
今回の作業では以下が反省点です。
- 作業は、手元がよく見える明るい場所で行う!
- まず、断線を疑え!
手元がよく見える明るい場所での作業
今回、ちょっと照明が暗いところで作業していたのですが、その為に被覆を剥ぐ作業で予想以上に失敗して、予定より線を切るハメになってしまいました。
まず、断線を疑え!
テスターで調べればすぐに分かったので、作業がすぐに終わった筈です。