現物を見て分かった事
ファンの音
静音パックまんぞくコース (高性能CPUファンで静音化&冷却能力アップ) というだけあって音は静かです。
マザーボード
マザーボードはASUSのPRIME H570-PLUSというものでした。
詳しい仕様はメーカーのサイトを御覧ください。
性能などに関しては良く分かりませんが、AsRockだと思っていたのでちょっとビックリしましたが、もしかするとRyzenマシンだとAsRockだったのかもしれません。ASUSのマザボは、旧パソコンでもノートラブルで動いていたので個人的には好きです。
USBポート
背面のUSBポートに関しては注意が必要です。
USB3.2はType-A ✕ 2、Type-C ✕ 1、USB2.0がType-A ✕ 4になっています。
自分もそれに気付かずにUSB3.x機器を2.0のところに挿していました。
フロントのUSBは4口ともUSB3.2 Gen2の様です。
ディスプレイ出力
グラボ搭載モデルの為、DVIやDSUBといったディスプレイ出力ポートはありません。DisPlayPortがありますが、使えるかどうかは繋いでいない為分かりません。
SATAポート
これが結構ハマりました。付属のマザボのマニュアルが英語だったのであまり見ていなかったのと、ネットでも製品の仕様をあまり確認していなかったので、SATAのポートが4ポートしかないと勘違いしていました。
というのも、後付の3.5インチHDD用のブラケットが2箇所しかなかったからです。
システムドライブはM.2でSATAを1ポート使います。(Port2を使うようです。)
他にBlu-rayなどのドライブがあれば、それで1ポート、後はブラケットに固定できるHDDで2ポート。
これで4ポートになります。
これまでのパソコンで利用していたのは、システム以外で4台のHDDとBlu-rayを接続していたので、このパソコンでは、そんな接続は不可能なんだぁと落胆していました。
でも、この記事を書くためにマニュアルをよく見てみると、なんと!SATAは6ポートあるって書いてあるじゃないですか!目視では見つける事ができませんでしたが、写真の緑枠部分に2ポートありました。
実は、現物が届いた後に、訊きたい事があったので、ドスパラに行ったのですが、その時にSATAの話になったのですが、自分の構成でSATAが6ポートある事を店員さんも教えてくれませんでした。というか、把握していなかった感じです。
自分はそれが分からなかったので、仕方ないので6TBのHDDを購入して、これまでのパソコンから2台分HDDのデータを移行しました。SATAが6ポート(M.2を抜かすと5ポート)使える事が分かっていたら、この6TBのHDDは購入する必要はなかったので、痛い出費となりました。
仮にその事を事前に分かっていたとしても、3.5インチのブラケットが2つしかないので、それ以外のHDDを何処に設置するかが問題になります。
それは、電源の横のスペースに置くしかないようです。
こういったところが、クリエター向けのデスクトップPCとの違いだと思います。
直置きするか、下記のようなブラケットを利用することになりそうです。
グラフィックボード
グラフィックボードは想像していたメーカーのものではなく、自分の知らないメーカーの製品でした。
palitというメーカーの「GeForce RTX™ 3060 StormX」という製品だと思います。納品された書類や付属されていたpalit関連の取説にも記載はありませんでしたが、多分そうだと思います。
HDMI✕1、DisplayPort✕3の構成です。マザーにはモニター出力がないので、手持ちのモニターがHDMIやDisplayPortが搭載されていない場合は注意が必要です。
自分の場合は、ここでもやっちゃって、利用している2台のモニタがどちらもHDMIだと思って、ヨドバシでHDMIケーブル1本とDisplayPort->HDMI変換ケーブル1本を購入して来たのですが、接続しようと思って1台のモニタをみると、なんとDisplayPortだったんです。
不幸なことに値段の高い方のDisplayPort->HDMIケーブルは開封してしまっていたので、HDMIのケーブルをDisplayPortケーブルに交換してもらいました。^^;
M.2
最後に、この記事を書いていて気づいた最大の失敗をご紹介します。
購入したシステム用のSSDは Intel 1TB NVMe SSD (660pシリーズ, M.2,読込速度 1800MB/s,書込速度 1800MB/s,QLC) だったのですが、実は+6000円ほどで、3倍ほど性能の良いM.2が選択できるのを見落としていたのです。
6000円も48回で割れば、月125円高くなる程度なので、これは完全にやっちゃいました。
それでも、M.2は初めてなので、残念ですがおおよそ満足はしています。
ベンチマークソフトで計測してみると
という結果になったので、ひとまず納得することにしました。
後付SSDのブラケット
これも、一悶着あった内容です。
旧パソコンからSDDを載せ替えすることにしたのですが、調べるとGALLERIAにはSSD専用のブラケットがあるとのことでした。
どれどれと見てみると、
という具合に、ネット調べた形状と違っていました。どうやってSDDを固定するのか分からなかったので、ドスパラ店舗に質問しに行きました。
上の写真を店員に見せて質問すると、
言うので、上のパーツ売り場で、そこの店員に写真を見せながら聞くと、今度は
と言うじゃありませんか。
話が全然違うので、その店員に食い下がると、何かが降臨したようで、
結局は、こんな感じで移設できました。
ドスパラの店員さん!もう少し、しっかりとしてくれよ!と心の中で叫びました。
最後に
色々とありましたが、2週間ほど使っていますが、すごく快適です。
ゲーミングPCというカテゴリですが、動画編集などといった日常的な作業でも全く問題ないというか、充分なスペックのパソコンだと思います。
折角、良い商品なので、ドスパラの店員さんも、もう少し頑張って自社の製品を把握して欲しいなぁという感想も残りました。
それから、購入に際して、暫くぶりのパソコン購入だとしても、見落としがかなりあったので反省しています。
これから購入する方の参考になればいいなぁと思います。
48回の分割で購入したので、最低4年は頑張って働いて頂こうと思います。
今回、パソコンを新調するにあたり、周辺機器も少し購入したので、それらは別な記事で紹介したいと思います。